studio FAVORI(スタジオ ファボリ) studio FAVORI(スタジオ ファボリ)では革製品・布製品を一から手作りし、販売しています。経年変化が楽しめることで人気のタンニンレザーで、バッグや財布、ペンケース、名刺入れ、パスケースなどの小物までシンプルなデザインでお作りしています。ギフトボックスやラッピングもご用意しているので、プレゼントにもおすすめです。

シンプルな個性で印象付ける。“革箱”ペンケース

 

こんにちは。studio FAVORIのゆうです。

 

今日も作品紹介していきますが、また新作やりたいなあと考えています。

今度はデイリーユースなトートバッグがいいな…とあれやこれや企画中。

 

ぜひ気長に、楽しみにお待ちいただければ嬉しいです…

 

 

それから本日はわくわくするお知らせもありますので!

ぜひ最後までお読みくださいね〜🏌️‍♀️

 

 

 

ということで今日の紹介作品は「クラシックな革箱ペンケース」です。

 

ずっと使ってもらうためにシンプルであることは大切な要素だけど、やっぱり個性も忘れたくない…そうして行きついた最終形。

 

 

当ショップでも人気ランキング上位に入るアイテムです。

 

実用性も見た目も抜かりない、そんなペンケースに仕上がっています。

 

 

 

 

 

容量とポータビリティ(携帯性)のバランス

 

「ペンケース」と謳う以上、ある程度しっかり筆記用具が収納できなければ意味がありません。

 

同時にペンケースという道具は、筆記用具を“持ち歩く”ために準備する人が多いはず。

机上にまとめて置いておくだけなら、ペン立てを選んだって良いわけです。

 

そう考えると、容量ばかりに囚われて大きなものを作っても携帯性に劣ることとなり、先述したこととプチ矛盾が生じます🦕

 

 

そんなこんなでサイズ感には少々悩みましたが、きっちり箱型にすることでその矛盾を解消しました。

 

この形を採用することで、筆記用具を収納したときに本体が極端に膨らむことがなく、ビジネスバッグのようにマチが薄めの鞄の中でもすっきりと収まります。

 

 

 

 

こちらの例では、一般的な太さのシャーペン・ボールペンを5本収納しています(推奨本数)。

あと1、2本程度なら問題なく入りそうです。

 

 

箱のサイズは、縦5×幅18×マチ2.5(cm)。
15cmの定規もちゃんと収まる設計になっていますよ。

 

 

 

 

 

革紐で「余裕」をつくる

 

もう一つのポイントは、留め具。

 

レザーペンケースの留め具といえばホック(ボタン)やファスナーなどが代表的ですが、このペンケースでは巻き紐タイプを採用しました。

 

 

 

 

この巻き紐タイプは、人によっては少し面倒に感じることもあるかもしれません。

しかしこれもまた使いやすさを考慮しての結果。

 

 

一発でパチッと留めることができるホック等は非常に便利ですが、一方で中身を詰め込みすぎると内側からの圧力で金具に負担がかかり、勝手に開いてしまうということも考えらます。

 

しかし革紐巻くだけのシンプルな仕様なら、きゅっと締めることで多少本体が膨らんでもしっかりふたを閉じることができます

 

 

「容量とポータビリティ(携帯性)のバランス」の通り、そもそも本体が極端に膨らまないようなボックス型になっているので、二重で安心(?)というわけです。

 

 

 

 

⚠︎耐久性を考慮し、革紐を画像のものより0.5mmほど太いものに順次変更してまいります。

 

 

 

 

 

 

 

かっちりとラフの良いとこ取り

 

箱型でありながら堅くなりすぎないようにちょっと気の抜けるポイントも取り入れて、機能面とのバランスを取りながら絶妙に落とし込む、というのはなかなか難しいもので……

 

試行錯誤を繰り返し、見た目にも納得のいく出来栄えになりました🏌️‍♂️

 

 

外見のデザインとしての一番のポイントは、何と言っても“箱”を思わせるマチの構造

これによって、角が出たメリハリのあるフォルムも実現しています。

 

 

 

 

シンプルに留めた真鍮生地のカシメが、良いアクセントに。

 

 

そしてかっちりめのシルエットとは対称的に、ラフな感じを印象付ける革紐。

 

 

 

 

マチと同じく留めつけた真鍮のカシメが、巻いた革紐の隙間からきらりと柔らかく光る様がまた良い……

 

スマートな筆箱のような見た目で、特にスミクロはビジネスシーンにもぴったり。
ギフトにもおすすめです。

 

 

 

私の中ではこの「堅さ」と「ラフさ」のバランスこそ、見た目のデザインとして何より重視したいことでした。

 

留め具にギボシも素敵だけど、留めるという役割を果たすには弱いし…ふわっとしたラインのペンケースも魅力的だけど、なんとなく印象に残らない気がする…(気がするだけかもしれない)

 

 

いろーんなことを考えた結果が、この作品として現れたというわけです。

 

 

 

 

 

結び

 

革紐を巻く手間さえ惜しい人には、このペンケースは向いていないかもしれません。

 

でもこの紐をきゅっと締めることで、気持ちも少しだけ引き締まるんじゃないかな、と作り手は考えています(ただの妄想かもしれませんが)。

 

 

ほんの些細なことですが、そんな風に誰かの暮らしに寄り添えたらなあと思いながら、私は今日もまた作っています。

 

 

 

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information

 

冒頭で書いた通り、本日はちょっと嬉しいお知らせがございます…!

 

 

2021年8月より、撓撰_tawawa_(たわわ)さんにて、studio FAVORIの作品を取り扱っていただけることになりました〜〜🤸‍♀️🎉💐

 

お取り扱いショップの素敵なコンセプトは、インスタグラム公式アカウントにて紹介されています。ぜひご覧くださいませ。

 

↓撓撰_tawawa_ Instagram公式アカウント↓

https://www.instagram.com/_tawawa_/

 

 

 

詳細は決まり次第、随時お知らせしてまいります。

 

インスタグラムだとリアルタイムでお伝えできると思うので、ぜひそちらもチェックしてみてください。

 

 

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アカウントID→ @studio_favori

 

 

 

 studio FAVORIの作品を実際に手に取って見ていただける日が来ると思うと、とってもわくわくします…🧚‍♀️

 

また続報をお待ちいただければと思います!

 

 

クラシックな革箱ペンケース 姫路レザー

通常価格

5,500

(税込)
online shop

※商品価格以外に別途送料がかかります。

商品紹介

マチを真鍮カシメで留めた一枚革でかちっとボックス型に仕立てたレザーペンケース。日本の革職人によるハンドメイドプロダクト。ふたを閉めるのには金具は使わず、本革製の革ひもをを使用。くるくると閉じるひと手間に、忙しない日々の中の余白を感じてもらえたらと思いを込めてます。

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