studio FAVORI(スタジオ ファボリ) studio FAVORI(スタジオ ファボリ)では革製品・布製品を一から手作りし、販売しています。経年変化が楽しめることで人気のタンニンレザーで、バッグや財布、ペンケース、名刺入れ、パスケースなどの小物までシンプルなデザインでお作りしています。ギフトボックスやラッピングもご用意しているので、プレゼントにもおすすめです。

工房の風景 | レザーペンケースを作る

 

 

こんにちは。studio FAVORIのゆうです。

 

 

新作のお披露目やお知らせが続いていましたが、今週はまったり工房の風景をお届けします。

 

題材は人気のクラシックな革箱ペンケース

作品が実際に作られている様子をぜひお楽しみください~🎈

 

 

 

 

 

革の裁断・床処理

 

 

今回作るペンケースは当店の革小物のなかでも特に複雑な型で、裁断にもなかなか神経を使います。

 

ちなみに裁断はすべて手切りで、一枚一枚丁寧に切り出しています。

切り出すとこんな不思議な形に。

 

 

 

 

裁断が済んだら続いて床(革の裏面)を磨き、ボックス型に仕立てるために折り目を入れます。

 

床処理はするかしないかで作り手によって分かれるポイントですが、革の保護・耐久性の向上や見栄えの良さのため、当店ではすべての作品において床処理を施しています。

 

 

 

 

背面にはstudio FAVORIのブランドイニシャルを、手仕事の証としてさりげなく残して。

 

 

 

 

この不思議な位置にある刻印、できあがりの見え方はぜひ最後まで読んでご覧くださいね🧚‍♀️

 

 

 

 

 

コバ磨き

 

 

 

 

続いてコバ(革の切り口)を磨いていきます。

 

コバ磨きの仕上げには蜜蝋を使用しており、キナリの革の場合は蜜蝋が染み込むことで少し色が濃くなります。

 

 

 

 

新品の色白な銀面(革の表面)とのコントラストが美しく、経年変化するごとに全体に馴染んでいく面白さもありますよ。

 

 

 

 

 

真鍮カシメで仕上げる

 

 

全体の処理が終わったら、完成はもう間近。

 

所定の位置に穴を開け、カシメを打ち込んで組み立てていきます。

チャームポイントの革紐も同じく真鍮カシメで留めつけて……

 

 

 

 

お馴染みの姿に。

くるくると巻いた紐が革らしい素材感を一層引き立てていますね~○

 

 

 

 

最初に刻んだブランドイニシャルは、その革紐の隙間から控えめに顔を出します🌱

私にとってはこのさりげなさが肝心。

 

今回作ったうち一つはお客さまのもとへ。

もう一つはイベントに連れていきます。

 

 

 

 

 

information

 

 

というわけでイベント出店のお知らせです。

 

 

studio FAVORIが初めて、クリスマスマーケットに参加します🎄

 

ハッピーなholiday moodの中、革もの布ものご用意してお待ちしておりますので、ご予定いただければ幸いです◎

 

出店の詳細は「イベント出展のお知らせ」よりご参照くださいませ。

 

 

イベント出展のお知らせ

 

 

それからもう一つ、ホリデーシーズン限定の特別なバッグも現在オーダーを受け付けております。

 

こちらは受注期限がございまして、クリスマス当日の12/25までの販売となります。

 

ぜひこちらお見逃しなく🧚‍♀️

 

 

linen velvet bag《クリスマスシーズン限定》

 

 

こだわりを語り尽くした作品紹介のブログ記事はこちら💁‍♀️

 

 

new work◎ | linen velvet bag《クリスマスシーズン限定🎄》

 

 

 

 

 

結び

 

 

当店では無縫製の革ものをいくつか作っていますが、ステッチがないということは壊れにくさにも繋がります。

これもまた長くご愛用いただくための、ひとつの知恵。

 

この記事で改めて作品の魅力に気づいていただけたなら嬉しいです🩰

 

 

 

 

studio FAVORIの革もの、布ものの通販はこちらから◎


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