new work◎ | アンティークプレートみたいなコードクリップ
こんにちは。studio FAVORIのゆうです。
皆さん………11月ですね。
年末、年の瀬、暮れですね。一年のスピード感、えぐいですね。
さて、時の流れに焦りつつせっせと新作を制作しています。
今日はその一つが完成したので、お披露目&ご紹介といきます。
暮らしの名脇役、コードクリップ
ご紹介する新作はコードクリップ。コードホルダーと言ったりもします。
有線イヤホンやスマホ充電器のコード、皆さんは使わないときどうしていますか?
充電コードはスマホを充電しながらでも弄れるように長めのものを使っている方は多いと思いますが、長いとその分持ち運ぶときって結構厄介なんですよね。
イヤホンコードがバッグの中でぐちゃぐちゃになるなんてよく聞く話だと思います。
コードやケーブル、結んでまとめていますなんて方もいらっしゃると思いますが、これって結ばれているコード自体に負荷がかかって、劣化につながるケースが少なくありません。
そんなとき便利なのがこのコードクリップ(お約束の流れ)。
コードやケーブルをホールドするだけというごく単純なモノですが、一つあるとかなり重宝します🧚♀️
コードクリップでよく見るのは、ホック(ボタン)を留め具に使っているもの。
ホックはバネの特性を生かしたものが使われていることが多く、このバネがだめになってしまって使えなくなることもあります。
一概にバネホックが良くないと言う訳ではありません(ホールド力は抜群です)が、今回は壊れるリスクを小さくするため、ギボシを使用しました。
金具の対になる側の穴にギボシの頭を押し込むだけの単純構造。
長くお使いいただくことを見据えた意匠です。
見た目によらず、2m程あるスマホ充電コードもしっかりまとめることができますよ◎
アンティークプレートのデザインを落とし込んだ意匠
世の中に出回るレザーのコードクリップやコードホルダーはシンプルなデザインが多いなか、天邪鬼な私がこの作品で特にこだわったのが、繊細な見た目でした。
モチーフに選んだのは西洋のアンティークプレート🍽
せっかくだからと2種類作ったのですが、まずこちらはオクトゴナル(六角形)プレートを落とし込んだコードクリップ。
広げるとそれがよく分かります。
縁は押しネンという革道具で装飾を施し、プレートのリムを再現しました。
これにより、小さいながら奥行きのある佇まいに。
もう一つは花リムを象ったコードクリップ。
こちらはよりアンティーク感の強い仕上がりになりました。
私自身なかなかお気に入りの作品です🌷
本体の革素材はもちろん、ギボシも経年変化する真鍮製なので、使うごとに作品全体でエイジングを愉んでいただけます。
以前からstudio FAVORIの作品に西洋アンティークの美しいデザインを取り入れたいと思っていたのですが、そのアイデアをここでやっと形にできて満足です🪐
結び
日常でも旅先でも重宝するコードクリップをご紹介してきました。
定番のキナリ・チョコ・スミクロの3色展開でデザインも2種類あるので、色違い・デザイン違いでいくつか揃えていただくのも良いな〜と思います。
“暮らしの名脇役”、コードクリップ。
ぜひ快適な日々のおともに🌿
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