所有欲を満たす専用ホルダー。lip balm holder
こんにちは。studio FAVORIのゆうです。
関東地方もやっとこ梅雨入りしましたね!
(勝手に)水不足の心配をしていたのですが、これで一安心てなわけです。
通勤はちょっと憂鬱だけど意外と雨の日の雰囲気も嫌いじゃないので、夏が来るまではしっとりした日々を愉しもうと思います。
さて今日ご紹介する作品は、とある知人からお願いされたところから制作が決まったもので、愛用のマウスリフレッシャーをジャストサイズのホルダーで持ち歩きたい、というご要望でした。
小さな作品ですが、今回もたっぷりのこだわりを詰め込んでいます。
そのあたりについて、早速お話していきますよ~~
目次
専用ケースという贅沢
企画段階でこの作品に求めた機能はただ一つ、マウスリフレッシャーをぴったりサイズでかっこよく収めること。
革素材の「専用ケース」ってなんかかっこいいですよね。
所有欲が満たされる感じ、私もなぜだか憧れがあります。
そのジャスト感を実現するため、実はディテールを変えながらサンプルを5型ほど制作しました。
ちなみにサンプル5型はなかなかないんじゃないかと思います…笑
最重要なジャスト感、それでいて取り出しやすいことを追究し、デザインに落とし込みました。
フタを開けたときの口部分をかなり削っているので、中身が取り出しやすくなっています。
目指したぴったりなサイズ感も、理想通りに仕上がりました🙆♀️
抵抗感が少なく、吸い付くように気持ち良く収まります。
デザインの段階ではマウスリフレッシャーをぴったり収納することが目的でしたが、作品名の通りリップクリームや他にも印鑑(シャチハタ)などを仕舞うことができます。
以下の画像は、市販のリップクリーム(長さ7.7×直径1.6 cm)を収納したところを撮影したもの。
長さ7.7cm以上のものになるとフタが少しキツくなりますが、閉められないことはありません。
使い込むうちに、多少革が伸びて馴染んできます。
また、ただリップクリームを入れるだけでなく、鞄の持ち手やベルトループに引っ掛けて持ち歩けるように上部にはアミナス(ナスカン)をお付けしています。
こちらは安定の真鍮素材。
どこでも見かけるようなありきたりなものではなく、デザイン性もばっちりな高級感のある金具を選りすぐりました。
引っ掛ける紐やループの太さは、最大1cmほどまでがベストです。
もちろんご希望であれば、アミナス無しの仕様でお作りすることも可能ですよ○
ミニマルが引き立てる曲線美
今回は機能的に求める点がシンプルだっただけに、見た目のデザインには特にこだわりを持って制作しました。
特にこだわったのは、パッと見た全体のフォルムがつるっとまあるいシルエットであること。
縫い合わせる部分が出来るだけ後ろ側にくるようにデザインし、正面からステッチが見えないように仕立てることで表現しました。
フラップ(フタ)は先端に行くほど細くすることで、メリハリのある見た目に。
そこにちょこんと出たギボシ(留め具)の頭が、品のあるアクセントになっています。
中身を取り出しやすくするために深めに削ったと先に記述した口部分。
ここはゆるやかな曲線のラインにとことんこだわり、サイドからの見栄えも大切にしました。
ほんの小さな作品ですが、随所にこだわりを散りばめることで、全体として雰囲気良く高級感ある印象にまとまっています◎
サイズオーダー承ります
相変わらずのご時世ですから、エチケットとして手指の消毒用スプレーボトルを持ち歩く方も増えているのではないでしょうか?
こちらのlip balm holderは、お手持ちのスプレーボトルなどの内容物(入れたいもの)に合わせたサイズオーダーでのご注文も受け付けておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
過去には「手持ちの金具を後付けで使いたいので金具無しの仕上げでお願いします」というご要望にもお応えしています。
少しでも気になることがございましたら、お気軽にお申し付けくださいね。
結び
今回とて具体的なリクエストから始まったものづくり。やはりstudio FAVORIはこうでなくっちゃなと思います。
自分ではあまり選ばないタイプのアイテムでもあるかもしれませんが、そういうものこそプレゼントにはぴったりなんじゃないかな、と思います。
もちろん父の日のギフトにも。
いつもの通り、金具はすべて真鍮(ブラス)素材なので、本体のレザーとともに経年変化を愉しんでいただけますよ。
色違いで揃えて、ペアでお使いいただくのも素敵です🥂
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lip balm holder 姫路レザー
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