衛生面をカバーした、本革のマスクケース
こんにちは。studio FAVORIのゆうです。
割とちゃんと花粉症なわたくし、週末で新しい季節の訪れを文字通り実感いたしました。
きっとお仲間がたくさんいるかと思いますが…皆さん、頑張りましょうね……🌲🌲🌲
今回は実用と見た目を両立した、「本革のマスクケース」をご紹介します。
約1年前、世界が一変してからというもの、その影響は私たちのライフスタイルにまで及びました。
このマスクケースも、今だからこそ生まれた作品です。
目次
一番気になる、衛生面について
もちろん「暮らしの中で使われるもの」であることが大前提なので、革という素材と清潔感を両立させるのには、頭を悩ませました。
革素材は洗濯機に放り込めるものではないし、それでも衛生面をカバーするにはどうするべきか………
熟考の末に編み出したのは、布地のインナーシートを仕込むということ。
インナーシートにプラスチック製のソフトシートを使用したものは、ハンドメイドのマスクケースではよく見かけます。アルコール除菌ができますよ、というのが売りのものですね。
そうではなく敢えて布地を選んだのは、布製であれば、お手入れが洗濯機にポイッとするだけで済むから。
日々使うものならば、いつもの暮らしのルーティンの中でお手入れを済ませることができる、というのは重視したいと思ったのです。
※より確実な除菌を求める方は、お洗濯だけでなく+アルコール除菌もおこなうがいいですね。
“使うこと”を想像した簡易性
そして、そのインナーシートの着脱はとっても簡単。
頻繁に取り替えるものなので、それも必須ポイントでした。
その構造は、インナーシートのポケットに革製のケース本体の内側についた「ベロ」を差し込むだけ、というもの。
マスク収納時、ケースは二つ折りした状態になるので、このように単純な作りでもインナーシートが抜け落ちることはありません。
実際私がサンプル作成時から使っているものでは、中身が抜け落ちたことは一度もありません。
ちなみにインナーシートに選んだ生地は、コットンリネンのヘリンボーン織りのもの。
少しひねりの効いた織りの生地を選び、質感にも拘りました。
アンティーク雑貨みたいなディテール
やはり日々使う道具として、見た目が素敵なら目に入るたび嬉しくなるものですよね。
実用面を追求したから満足というわけではなく、より愛着が湧くように外見の可愛さまで拘るのが、studio FAVORIのモットーです。
このマスクケースでは、緩やかなラインをデザインに落とし込みました。
やわらかい曲線とかちっとした直線のバランスが、アンティーク雑貨のよう。
余分なステッチを引き算することで、全体としてミニマルな印象に。
フタの留め具には、控えめに輝く真鍮生地の、ギボシという金具を使用しています。
マスクを収納すると革自体の弾力も相まって、ふっくらとはらんだフォルムが愛らしいのです…
食事のときの仮置きケースとして、テーブルの端に置いたままでも浮かないデザインです。
毎日手に取るものなので、経年変化もすぐに愉しみやすいですよ〜🌿🌿
結び
使うこと、そしてその度にちょっと嬉しくなれるように考えて作ったマスクケース。
マスクもすっかり必需品となりましたね。
先が見えず不安な日々が続きますが、少しでも暮らしにときめきをプラスするお手伝いができたら、と思います。
ご紹介した作品はこちらからご覧いただけます◎
small goodscase & holdermask case
本革のマスクケース
通常価格
4,200
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